これまで多くのアーティストのプロデュースを行ってきた角松敏生。
この記事では、角松敏生プロデュース曲の中で、おすすめを10曲を紹介します。
角松敏生とは
角松敏生(1960~)は、東京都出身のシンガーソングライター、音楽プロデューサーです。
彼は、ブラックミュージックをルーツとしたAOR、ファンク、フュージョンなどのジャンルの曲を生み出してきました。
代表曲に、『TOKYO TOWER』(1985)や『スカイ・ハイ(TAKE YOU TO THE SKY HIGH)』(1983)などがあります。
プロデュース おすすめ曲
①ILE AIYE~WAになっておどろう(1997)
提供アーティスト:AGHARTA
収録シングル:『ILE AIYE~WAになっておどろう』
作詞:長万部太郎(角松敏生)
作曲:長万部太郎(角松敏生)
編曲:AGHARTA
V6がカバーしたことで有名な一曲。
1997年の『みんなのうた』や、長野オリンピックでも使用されました。
ゆったりとした16ビートのリズムが特徴で、幅広い世代の人々が踊れるような楽しい楽曲となっています。
②You’re My Only Shinin’ Star(1988)
提供アーティスト:中山美穂
収録シングル:『You’re My Only Shinin’ Star』
作詞:角松敏生
作曲:角松敏生
編曲:角松敏生
中山美穂の代表曲の一つであり、彼女本人は自分の曲の中で、この曲が最も気に入っていたそうです。
角松が中山美穂のプロデュースをすることになったきっかけは、彼女の逆オファーだったという話も。
美しい歌詞と、美しいメロディー、ゴージャスなアレンジが涙を誘う一曲です。
③WINDY SUMMER(1983)
提供アーティスト:杏里
収録アルバム:『Timely!!』
作詞:角松敏生
作曲:角松敏生
編曲:角松敏生
『CAT’S EYE』や『悲しみがとまらない』などが収録された杏里の『Timely!!』は、角松が初めて杏里のプロデュースしたアルバムです。
その2曲目を飾るこの曲は、今にも走り出したくなるような「夏」「海」「風」を感じる爽快な一曲です。
④Splendid Love(1996)
提供アーティスト:Sala
収録シングル:『Splendid Love』
作詞:角松敏生
作曲:角松敏生
編曲:角松敏生
Salaは、1996年に角松がプロデュースしたボーカリストのプロジェクト「VOCALAND」の一人です。
この曲は、キャッチーなメロディーとダンサブルなサウンドが特徴の一曲。
Salaの力強い歌声とうまくマッチしています。
⑤STARDUST NIGHT(1987)
提供アーティスト:JADOES
収録アルバム:『Free Drink』
作詞:斉藤謙策
作曲:平間あきひこ、藤沢秀樹
編曲:JADOES
JADOESは、和製ソウルファンクバンド兼コントグループで、1986年に角松によってプロデュースされたことによってデビューしました。
1枚目から3枚目までのアルバムは、全て角松によるプロデュースです。
この曲は、1枚目のアルバムに収録されたJADOESの人気曲の一つです。
作曲は、角松ではなく平間あきひこ、藤沢秀樹の二人が担当していますが、まるで角松の曲のようなお洒落な曲調が特徴です。
⑥Never Gonna Miss You(1997)
提供アーティスト:吉沢梨絵 Duet with KADOMATSU.T
収録シングル:『Never Gonna Miss You』
作詞:角松敏生
作曲:角松敏生
編曲:角松敏生
1990年代後半は、角松がプロデュースに力を入れていた時期です。
そんな中、吉沢梨絵は、抜群の歌唱力が認められ、角松プロデュースによってデビューしました。
この曲は、吉沢梨絵と角松本人によるデュエット曲。
大人の雰囲気を感じるしっとりとしたバラード曲です。
⑦さよならを言わせて~Let me say good-bye~(1990)
提供アーティスト:今井優子
収録アルバム:『DO AWAY』
作詞:角松敏生
作曲:角松敏生
編曲:角松敏生
今井優子は、1987年にレコードデビュー。
『DO AWAY』は、角松が全曲作詞、作曲、編曲を担当したアルバムです。
アルバム全体を通して、1990年代のより洗練された角松アレンジを楽しむことができます。
この曲は、後に角松本人によってセルフカバーもされた一曲です。
⑧I CAN’T EVER CHANGE YOUR LOVE FOR ME(1984)
提供アーティスト:杏里
収録シングル:『COOOL』
作詞:角松敏生
作曲:角松敏生
編曲:角松敏生
『COOOL』は、角松が杏里をプロデュースしたアルバムの二作目。
全体的にグルーヴィーな曲が収録されています。
この曲は、まるで角松が歌うかのような雰囲気のバラード曲です。
知名度は高くありませんが、楽曲の洗練度や完成度がとても高い一曲です。
⑨花瓶(1988)
提供アーティスト:中山美穂
収録シングル:『CATCH THE NITE』
作詞:角松敏生
作曲:角松敏生
編曲:角松敏生
1988のアルバム『CATCH THE NITE』に収録された一曲。
このアルバムは、角松が全曲編曲を手掛けています。
この曲は、結婚を控えた女性の繊細な心が描かれています。
サビで音程が低くなるのが特徴的なこの曲は、隠れた名曲として人気があります。
⑩The Time Takes You Away(1987)
提供アーティスト:JADOES
収録アルバム:『Free Drink』
作詞:角松敏生
作曲:伝田一正
編曲:角松敏生
JADOESのメンバーの一人である伝田一正は美しいバラードを作ることで知られています。
この曲も、伝田が作ったメロディーを角松が気に入り、歌詞をつけたと言われています。
ストリングスが入った壮大なサウンドが美しいメロディーを引き立て、知名度は高くないものの、ファンの中では人気の曲となっています。
おわりに
角松敏生プロデュース おすすめ曲として10曲紹介してきましたが、どうでしたか。
お気に入りの一曲が見つかれば嬉しいです。

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